
英語学習中に「complain」という単語に出会って「これって日本語で何て訳すんだろう?」と悩んだことはありませんか?
実はこの単語、日常会話では「文句を言う」という意味で使われることが多いのですが、正式な苦情を申し立てる場面や体調不良を伝える表現としても使われる多義語なんです。
本記事では辞書の定義だけではわからない「complain」の実践的な使い分けや日本人が陥りやすい落とし穴を徹底解説します。
読み終える頃には、レストランでのクレーム対応からビジネスメールまで、自然な英語表現を使いこなせるようになるはずですよ!
complainの意味は文脈で3通りに変わる

complainの基本的な意味は「不満を口に出して表現する」ですが、
使用シーンによって日常的な文句・公式な苦情・体調不良の訴えの3つのニュアンスに分かれます。
名詞形の「complaint」と組み合わせて、ビジネス現場で頻繁に登場する重要単語です。
なぜcomplainの意味を間違えやすいのか?
基本的な意味とそのニュアンス
辞書で最も最初に載る意味は「不平を言う・文句を言う」です。
例えば天気が悪いことやサービスの遅れについて口に出して不満を伝える場面で使われます。
日本語の「クレーム」という言葉は、このcomplainに由来していますが、
英語では必ずしもネガティブなニュアンスではない点に注意が必要です。
正式な苦情申し立てとの区別
警察や店舗に書面で申し立てる場合は「complain to~」の形で使われます。
例: "I complained to the manager about the noise"(騒音についてマネージャーに苦情を言った)
この場合のcomplainは法的手段の第一歩を意味し、深刻な問題への対応を求めるニュアンスが含まれます。
ビジネスシーンでは顧客対応の基本スキルとして、この使い分けが必須です。
体調不良を伝える特殊な用法
医療現場でよく使われる「complain of~」という表現。
例: "She complained of a headache"(頭痛を訴えた)
患者が自ら症状を伝えるというニュアンスで、診断プロセスの一部として使われます。
日本人が最も驚く用法で、「of」を使う点が特徴です。
claimとの致命的な混同
日本人が最も陥りやすいのがclaimとの混同です。
claimは「主張する・要求する」という意味で、
例: "I claim this is mine"(これは私の物だと主張する)
complainは不満を伝える、claimは権利を主張するという根本的な違いがあります。
ビジネスメールで「We claimed about the delay」と書くと重大な誤解を招きます。
complainの正しい使い方を具体例でマスター
日常会話での文句表現
友人同士の会話でよく使う表現です。
・"People always complain about high prices"(物価の高さを文句を言う)
・"He complained that the Wi-Fi was slow"(Wi-Fiが遅いと文句を言った)
「about」で話題を示し、「that」で具体的な内容を続ける2段構えの構造が基本です。
日本人が間違えやすいのは「of」の使い方で、日常会話ではほぼ使いません。
ビジネス現場の苦情対応
カスタマーサポートで頻出するシチュエーションです。
・"We received 20 complaints regarding delivery delays"(配達遅延に関する20件の苦情)
・"Customers complained to the CEO about poor service"(サービスの悪さをCEOに苦情)
受動態やformalな前置詞を組み合わせて、プロフェッショナルな表現を作ります。
重要なのは「complain」自体は中立的な動詞なので、
文脈でクレームの深刻度を伝える必要があります。
医療現場での症状報告
海外で病院に行く際に必須の表現です。
・"The patient complained of chest pain"(胸痛を訴えた)
・"She complained to the doctor about insomnia"(不眠症を医師に訴えた)
「of」は症状、「to」は相手、「about」は詳細という3つのパターンを覚えましょう。
旅行中に簡潔に症状を伝えるために、
このフレームワークを覚えておくと安心です。
発音と活用形の実践ポイント
発音は/kəmˈpleɪn/で「コンプレイン」とカタカナ表記されます。
3人称単数はcomplains(コンプレインズ)、
過去形はcomplained(コンプレインド)、
現在分詞はcomplaining(コンプレイニング)です。
「ing」の発音が難しいので、「コンプレイニン」と聞こえることも。
ネイティブは早口で言うため、実際の会話では聞き取りにくい点に注意です。
complainの意味を完全にマスターするコツ
complainは文脈で3つの顔を持つ重要単語です。
日常会話では「文句を言う」、
公式な場面では「苦情を申し立てる」、
医療現場では「症状を訴える」と使い分けましょう。
特に「about」「of」「to」の前置詞の使い分けが正確なニュアンスを伝える鍵です。
claimとの混同を避けるためには、「クレーム=complain」と覚えるのが確実です。
今すぐ実践してみよう!
今日からcomplainの3パターンを意識して使ってみてください。
カフェでコーヒーが冷めていたら「I'd like to complain about the temperature」、
旅行中なら「I complain of stomachache」など簡単なフレーズから挑戦を。
最初は間違えても大丈夫。
重要なのは正しい使い方を知っていることです。
あなたがこの記事で学んだ知識は、次回の英語コミュニケーションで確実に役立ちます。
さあ、今日の会話で1回使ってみませんか?